【質問・疑問】


友禅染めの下絵具に「青花」の青い汁を使う、と花屋さんで聞きました。また、広辞苑にもそのように書いてあります。「青花」には「帽子花」、「着草」とも呼ぶ一般の「ツユクサ」と「大帽子花」と呼ぶ外来と思われる園芸種があります。「大帽子花」は花が何倍も大きく、また花着きもよいので、この花の方が有用だと思いますが、江戸時代に宮崎友禅が独創したといわれる友禅染めはどちらのツユクサを下絵具に使ったのでしょうか。江戸時代には一般のツユクサを使い、後世になって大帽子花を使うようになっているのでしょうか。

【回答】


ご質問の青花についてですが、宮崎友禅斎の時代にはたして今の「本青花」を使っていたかは定かではありませんが、今の「本青花」は大帽子花やムラサキツユクサを使ってるようです。この花の色素が水や光に大変弱く、色あせてしまう事から下絵の染料として使われています。現在では「化学青花」という化学的に調合されている染料を使って下絵を描く事が多くなっています。もちろん、今でも「本青花」を使う事もあります。


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