染の小道
■イベント:染の小道
■内容
落合・中井は染めの街
江戸が育てた染め文化を受け継ぐ手描友禅や小紋など、江戸の伝統を受け継いだ染色技法の数々。落合・中井界隈には、そうした技術や文化が、今でも息づいています。戦後間もない頃の東京は、京都や金沢に並ぶ染めの三大産地として全国に名を馳せていました。その中心を担ったのが、水質に恵まれた神田川・妙正寺川流域だったのです。時代とともに染色産業が下火になり、往時の勢いを失うなかでも、染め職人たちは日々研鑽を重ね工房を維持してきました。
● 街を丸ごと染め物で飾る
街全体を染め物のギャラリーに見立てたイベント、それが「染の小道」です。中井駅前の商店街と妙正寺川の川面を3日間、染め物が彩ります。水と緑に恵まれ、個性あふれる店舗が立ち並ぶこの界隈は、林芙美子や赤塚不二夫など多くの文化人をも惹き付けてきました。染めをきっかけとして、落合・中井の「いま」を体験し、地域と人とが醸し出す奥深い魅力を味わっていただければ幸いです。
■会期
2011年2月18日(金)〜20日(日)
■会場
西武新宿線中井駅周辺
■詳細
「染の小道」公式サイトにてご確認下さい
http://somenokomichi.com/